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古典医学を学ぶには中医学から始める

古典医学を学ぶには中医学から始める

若手鍼灸師の先生が、古典医学に興味を持ち、
取り組んでみたが、挫折したという話はよく耳にします。

古典医学の入門書として、
池田先生のハンドブックシリーズがあります。

素問ハンドブック」や「霊枢ハンドブック」などです。

 

このハンドブックであっても、
なかなか理解できないということもあるようです。

どこに問題があるのでしょうか?
日本の鍼灸師の養成学校の教育に問題があるといえます。

 

私が学生時代と異なり、
教育を受ける時間数が増えたりしていますが、
根本の問題は何ら変化がありません。

日本の鍼灸医学教育に体系がないということです。
系統的な学問がなく、バラバラです。

 

確かに、統一教科書は作成されています。
教科書は統一されていますが、その中身は体系的でありません。

学問は体系化され、系統的に学べなければ、
それは学問ではありません。

何より、学ぶ者が、その学問を理解することはできません。

鍼灸医学の何たるかを理解していないのに、
時代背景、思想、哲学も異なる古典医学を
理解することは不可能といえます。

 

では、何から勉強していけばよいのでしょうか?

それは、中医学に限ります。
若手鍼灸師の先生方も、現在の学校教育は、
一応、中医学をベースにしていますので、取っ付きやすいはずです。

もちろん、中医学に批判があることは、十分、承知しています。
現在、日本で主流ではないことも。

 

お勧めする理由は、一つ、体系化されているからです。

西洋医学、鍼灸医学を問わず、万人が認めるというのは無理です。
対象が人間だからです。

全てが正しくなくても、初学者の勉強においては、
体系化されていなければなりません。

 

中医学を勉強するに当たり、必読書といえるのは
全訳中医基礎理論(中医薬大学共通教材)

この教材は、通称、85年版と呼ばれる
中国の中医薬大学の教科書の翻訳書です。

最近、新しく出た教科書の評判が良いそうですが、
長らく、この85年版が一番、
内容が優れているとされていました。

古典医学の勉強を始める前に、
まず、このテキストをマスターしてください。

鍼灸医学に対する、見方も変わってくるはずです。

 

現在、中国政府は、
中医学を世界中に広めようとしています。

すでに、ヨーロッパでは、
TCM(伝統中国医学)が主流となっています。

西洋人は日本人以上に、学問に体系がないと、信用しません。
学問に確実ということはないことを、
良く知っているからです。

 

間違いが見つかれば修正すればよい、
ただ、修正するためには体系が必要だという考えです。

ここからも、中医学は学問体系が
あるということが分かります。

 

このようなことも含め、若手鍼灸師の先生には、
ぜひ、日本の鍼灸医学を体系化してもらいたいと思っています。

中国政府は、本気で、
自国の鍼灸で世界を制覇しようとしています。

昨年、ゴルゴ13という劇画に、
鍼灸が題材になりました。

そこで、鍼灸の国際化が取り上げられていますが、
ほぼ現状、同じといえます。

これは、先生方が思っている以上に、
鍼灸医学は未来があるともいえます。

日本だけでなく、世界を視野に入れて、
研鑽して頂ければと思います。

 

鍼灸院天空 夘野裕樹

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