鍼灸師として本物の知識とマインド。鍼灸院の集客経営を学ぶブログ

鍼灸師が古典医学を勉強するために必要な「道」とは

鍼灸師が古典医学を勉強するために必要な「道」とは

前回は、陰陽を理解するに当たり、素問の陰陽応象大論から復習しました。

「陰陽は天地の道なり、万物の綱紀、変化の父母、生殺の本始、神明の府」
の文を、より深く、読み込んでいきましょう。
それにより、陰陽を本当の意味で理解し、臨床に応用できるようになります。

上の文は、「道」について述べてものと、読み込むことが大切です。
素問・霊枢という古代の医学書は、その背景に、易学、儒教、道教などがあります。
それぞれ現代では、哲学の範疇に入りますが、当時は、最新のサイエンスでした。

ここに、現代人にとって、古典医学を読み解く、難しさがあるといえます。

 

「道」とは何か?

「道」とは、根源的直観の最高到達となります。
詳しくは以下のようになります。

  • 前存在論的経験であり、人間の主観と物事の客観性との、混合や同一性によって獲得されるもの
  • この前存在論的な内部経験は存在の自発的反映であり、同時に時間と空間の両方を超越するもの
  • この内的経験は名前もなく、形もなく、また、それは万物が現れてくる可能性の泉

分かりやすく説明することは可能ですが、
上の内容から、若手鍼灸師の先生、「道」とは何かを考えてください。

 

王安石の至言をヒントにしてください。

王安石「風はやみ、花が落ち、鳥が歌い、谷は深く静かである」
そして、根源的直観をまとめますと、「時間と空間の両方を超越し、万物が生まれてくる可能性の泉」

ここに鍼灸医学のすべてが詰まっているともいえます。

この道を理解でき、自己のもとして体認できれば、古典医学の勉強は終わったともいえます。
いきなり「道」を自己のものとし、達人のレベルに達する先生もいますが、
普通は、この道の理解のために、古典医学、易学、儒教、道教を勉強します。

 

教科書的な説明に戻ります。

普通、万物は、雌雄(父母)、または、陰陽から生じるとされています。
ただ、これは、「二」になります。
この父母、陰陽も生じる、更に何かが必要となります。

これを、太極と呼んでいます。

太極は、有であり「一」となります。この「有」は「無」から生じます。
この「無」を道とも言います。

 

太極とは、「超弦理論」の「ひも」のようなものといえます。
そして、その「ひも」を生み出したものが道ともいえます。
太極から陰陽が生じ、陰陽から万物が生じます。

これが老子の言う、「道は一を生じ、一は二を生じ、二は三を生ず、三は万物を生ず、万物は陰を負いて陽を抱き、冲気をもって和となす」になります。

 

易学においては、「太極は両義を生じ、両義は四象を生じ、四象は八卦を生じる」とあります。

この考えが前提となり、人間も含み、この宇宙空間にあるすべての物質は、陰陽の対立と統一の矛盾運動の結果によって生じ、発展、変化として現れるとしているわけです。
鍼灸院天空 夘野裕樹

鍼灸院の問診 無料レポート

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

鍼灸院の問診 無料レポート
鍼灸院集客経営7日間無料メールセミナー
ページ上部へ戻る