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鍼灸師として陰陽論を理解するために

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ブログの更新がなかなか進まず、申し訳なく思っています。

中医学の教科書に書かれている陰陽論の定義は、以下のようなものです。

○陰陽学説

「世界は物質による整体から成り、世界本身は、陰陽二気の対立と統一の結果による。宇宙のいかなる物質も、陰陽相互対立を包括している」
ここから、「陰と陽の対立統一の矛盾運動は、宇宙の一切の事物の内部に固有に存在する。」
そして、「陰陽の対立統一の矛盾運動の結果により、宇宙間の一切の事物発生、発展と変化して現れる。」

社会主義国家による教科書ですので、マルクス論的な書き方になっており、なかなかなじめないかもしれません。
簡潔に述べますと、人間を含めたすべてのものは、陰陽で成り立っているということです。

 

「素問・陰陽応象大論」には、以下のように書かれています。

「陰陽は、天地の道なり、万物の綱紀、変化の父母、生殺の本始、神明の府なり」
東洋医学概論にも記載されている、有名な文です。

少し詳しくみていきましょう。

 

○天地の道

太陽を中心にした、惑星運動のことになります。
古代の科学ですので、当然、天動説によります。

また、地球上だけで考えますと、自然界の法則と規律ということになります。
どちらの意味も含んでいます。

 

○万物の綱紀

「綱紀」の「綱」は、「つな、物事を支える根本、すべ治める」という意味の漢字です。
字源は「糸」と「岡=鋳型を焼き固める=強い」という漢字の組み合わせになります。

「紀」は「おさめる、物事などを整理・記録する、細い綱」という意味の漢字で、字源は「糸」と「糸巻き」という漢字の組み合わせになります。
ここから、すべての物事の、根本と、細かな決まりということになります。

 

○変化の父母

「変化」には、雌雄の受精により、新しい生命が誕生することを含んでいます。
精子と卵子という異なった物質から、「変」じて「化」したものということです。

物事が変化するには、陰陽(父母)があってこそという意味になります。

 

○生殺の本始

「春、生じ、夏、長じ、秋、化し、冬、殺す」という植物の1年の変化から、読み取れます。
また、人間においては、「生→長→壮→死」という成長過程のことになります。

すなわち、万物が誕生し、成長し、死に至り、また、新たな生命が誕生するという、「循環」を説いています。

 

○神明の府

物質世界における、無窮の変化を意味します。

「神」とは、変化を測ることができない、「明」は、その変化の結果という意味です。
「府」は、場所、所在地を指します。

この世界は、測り知れない物事の発生と、終ることのない変化の運動の結果により、表現されたものという意味になります。

ここまでは、教科書的な説明になります。
陰陽論を深く理解し、臨床に応用するには、この内容を「道」として、読み込む必要があります。

 

鍼灸院天空 夘野裕樹

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