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鍼灸院でもチラシで集客できますか?

鍼灸院でもチラシで集客できますか?
この質問をよく受けます。

これを僕に質問する鍼灸師の先生の気持ちは、たいてい省略されています。
正しく言うと、おそらくは

鍼灸師がチラシをまこうとしても、あはき法の広告制限(あはき法第7条)
があるから、まともなチラシなんて作れないでしょ?
それでも鍼灸院に集客できるチラシは作れますか?

という意味です、だいたいは

 

あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律

皆さんもご存知のように、鍼灸師がチラシなどを使って広告をする場合
あはき法の第7条に注意する必要があります

第7条 あん摩業、マッサージ業、指圧業、はり業若しくはきゆう業又はこれらの施術所に関しては、何人も、いかなる方法によるを問わず、左に掲げる事項以外の事項について、広告をしてはならない。

一 施術者である旨並びに施術者の氏名及び住所
二 業務の種類
三 施術所の名称、電話番号及び所在の場所を表示する事項
四 施術日又は施術時間
五 その他厚生労働大臣が指定する事項

2 前項第1号乃至第3号に掲げる事項について広告をする場合にも、その内容は、施術者の技能、施術方法又は経歴に関する事項にわたつてはならない。

その他厚生労働大臣が指定する事項(平成11年3月29日付 厚生省告示第69号)
※あはき法には書かれていない

1.もみりょうじ
2.やいと、えつ
3.小児鍼
4.医療保険療養費支給申請ができる旨(申請については医師の同意書が必要な旨を明示する場合に限る。)
5.予約に基づく施術の実施
6.休日又は夜間における施術の実施
7.出張による施術の実施
8.駐車設備に関する事項

 

このように書いてもいいよ。ということだけ記載されています
つまりこれ以外書いてはダメということ。(ポジティブリスト)

これでは患者さんが事前に知りたいと思うことは、
ほとんどチラシなどに記載することはできません。

 

集客できる整体院のチラシを作る場合

僕が整体院やカイロプラクティック院のクライアントと、チラシ集客をする場合は、

誰にぴったりなのか? → 頭痛、肩こりで悩んでいる女性
その人がどうなれるのか → 骨盤矯正をすることによって、頭痛が改善する
それはなぜか? → 他にはない○○○な施術をしているから
施術料金は? → 今なら○○円が半額の○○円!
それを照明するものは? → お客様の声、ビフォーアフター
誰が施術するのか? → 院長のプロフィール、想い、経歴

 

こういった内容を記載します。(割引きを必ずすると言う意味ではありません)

なぜこういったことを記載するのかというと、
ここまでしないとなかなか集客できないからです。

では、この内容を鍼灸院のチラシに記載できるか?といえば、当然答えは「ノー」です。

となると、逆から考えれば、この内容が記載できないということは
その鍼灸はチラシでは思うように集客できないことを意味します

 

鍼灸院はチラシを作っても意味がないのか?

ここまでを読むと鍼灸院ではチラシは作ってもムダ
という結論に達してしまうかもしれません。

ただ、そう一概に言い切れない部分もあるので、そちらについて書きます。

 

例えば、あなたが大阪市内で鍼灸院を開業して5年目だとします。
で、最近、新規患者さんが減ってきているし、チラシをまこう!となった

そして上記のあはき法の広告制限に則ったチラシを作り、
新聞折り込みで3万枚配布したとすると、どれだけ集客できるでしょうか?

 

もちろんやってみないとわかりませんが、
僕の経験から推測すると、おそらくよくて4~5名
下手すりゃ0名ってことも十分ありえます。

3万枚も配布すれば、全部込みで20万近くかかるでしょう。
ってことは、1人集客するのに、よくても4~5万かかる計算

これはかなり苦しいですよね。
つまり、あなたの鍼灸院がこの状況なら、やるまえにしっかり考えてください。
少なくともいきなり多くの費用をかけてやるべきじゃない

 

でもチラシ集客は、状況が違えばたとえ同じものを配布しても
その集客結果にかなり大きな差が生まれます。

僕のクライアントの例でいうと、

2012年に、大阪市、大阪府高槻市、滋賀県東近江市、この3つの市で、ほぼ同じチラシを
クライアントさんにそれぞれ配布してもらいました(時期はことなる)

 

すると、その反応率にかなり大きな差が出ました。
大阪市で0.05%だったのに対し、東近江市では0.34%でした。

地域が違っただけでこれだけ大きな差が生まれます。

また、状況にも左右されます。
例えば、周りの治療院がチラシをバンバン出していたとすれば、やはりその影響を受けます
開業時は比較的、効果が高い傾向にもあります。

つまり同じようなチラシでも、その治療院のおかれている状況や地域によって
その反応率は大きく変わってくるのものなのです

 

なので、場合によっては、広告制限を守った、味気ない鍼灸院のチラシでも
それによって費用対効果が見込める集客につながることはあるかもしれません

 

鍼灸院の新規集客にもっとも大事なこととは

鍼灸院の新規患者さんがなかなか集まらない。
これのもっとも大きな理由は、認知不足だといわれています。

ここに鍼灸院があるよとわかってもらえてない状態。
わかってもらいさえすれば、集客できるという意味です

厳密には、鍼灸院があったなぐらいは認知していても
いざ、必要になったときに選択肢にあげてもらっていないというのも含みます

 

チラシをまけば、必要をしている人がある一定数いて
あなたの鍼灸院のチラシを手にとるので、少なくとも選択肢にはあがります

あとは、比較なんで、ライバル院が多いとそこからは不利
地域差があるのは、この段階のライバル院の数がひとつの要因です

 

ようは、比較されるものが少なければ、
認知されただけでそこそこ集客できる可能性が出てくる

 

チラシ集客にホームページが関わる

また、ネットが普及したこともあって、
現在はひとつのメディアで完結する人の数が減っています。

チラシを見て認知 → ホームページで詳細確認・比較検討 → 来院
ホームページですでに認知している → チラシでタイミングよく思い出す → 来院

といった行動をとる人は多いです。

と、なるとチラシ集客なのに、
ホームページの出来がかかわってくることにもなります

 

チラシではありませんが、僕の住む大阪の地下鉄の吊革には
鍼灸院の宣伝が載っていることがあります。

これも、吊革広告だけで集客を狙っているわけでは、おそらくありません。

吊革広告を見る → 気になってネットで検索 → 来院
すでに知っている → 吊革広告で思い出す → 来院

この行動をたどる人が多いはずです
※調べたわけではないので、あくまで予想です

 

結局のところ鍼灸院はチラシで集客できるのか?

ごちゃごちゃいいから、集客できるのかできないのか、それを教えろ
そうあなたは思うかもしれません。

でも申し訳ないのですが、結局のところわかりません。

 

ライバル治療院(整体院など)がガンガンチラシを配っている。
ホームページの出来が悪い。
開業したてというわけでもない。

この3つの条件が揃っていれば、気をつける必要があります。
特に新聞折り込みチラシはかなり期待は薄いです。

自分でポスティングするなら、新聞折り込みとは違った反応を見せるので
やってみる価値はあります。(ほとんどの場合、自分でポスティングしたほうが反応が高い)

 

でも、上記の条件に当てはまっていないというのなら
認知をしてもらうという意味でやってみてもいいかもしれません。

それなりの費用対効果が見込めることは十分ありえます。

 

また、ようは広告でなければいいので、
広告ではない状態にすることによって、広告制限を受けずに、
あるていど自由な表現のチラシを作って配る手もあります

 

広告制限の大きなポイントは、不特定多数の目に触れるものか否か
ここがもっとも重要なところです。

例えば、近隣商店に人に頼んで、自分のお客さんに手渡してもらう
これなら不特定多数に配っているわけではないので、広告とはいえません。

これはいくつかの保健所に僕自身が問い合わせていますが、
いまのところ、これをダメと言われたことはありません。

店に設置するとなると、意見がわかれます。
それは広告にあたるという保健所もあれば、あたらないと回答する保険所もあります

 

また、自分の鍼灸院内に設置するのではあれば
それは不特定多数への広告ではありません

院内に入ってきてもらって、チラシを取ってもらうようにすればいいわけです

これは立地などで変わりますが、
院内に詳しい資料がありますと告知していれば、少しぐらいは入って取ってくれます

 

たまに、チラシかなにかありませんか?
と聞かれることはありませんか?

そういったときに、サッと詳しいチラシなどを手渡しできるように
チラシを作成して用意しておくことも大事です

とりあえず、チラシは制限のない詳細なチラシは作っておいて損はないです

ニュースレターなどに、それを添付してもそこそこ反応取れたりします
それで紹介患者さんにつながることもあります

 

最後はちょっとわき道にそれましたが、参考になりましたでしょうか?

結局のところ、整体院などに比較して不利なことには変わりありません。
でもやってみないとどこまで効果があるかわからないのも事実です。

とりあえず小さくやってみて、効果を測定していってみてください
それしか方法はありませんので

 

治療院集客経営コンサルタント、加藤

 

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